上水口萌乃香さんの卒業に寄せて~触れないようにして触れようとしていた~
2020年3月10日、AKIBAカルチャーズ劇場で上水口萌乃香ラストライブが開催された。
ここではこの公演というよりも、僕が今まで上水口萌乃香を見てきて感じたこと、思ったこと、考えたことを纏める。
ガチ恋
初めて彼女を知ったのはハープスターが横浜アリーナでお披露目をする、と発表された時だった。
プロフィール写真を見たときに「この子の顔、めちゃくちゃタイプだな…」と思った。
しかし、僕が上水口さんと初めてチェキを撮ったのは12月1日のイカ祭りになる。(下記記事参照)
https://tg5kz.hatenablog.com/entry/2020/01/06/001320
なぜ、チェキを撮るのがここまで伸びたのか。
それは、きっと、僕が上水口さんのことが好きすぎるが故だったと思う。
「顔が好み」ってメチャクチャ重要なんですよね。
そりゃ、直接あんなこと言われたら行くしかないじゃないですか。
— T氏 (@s10kt) 2019年12月1日
「好き過ぎるが故に来れなかった」と伝えまして。「ガチ恋?」「なんでそんなコミュ障みたいになるの」なんて言われたことは覚えてるけど、どういう流れでそういう風になったか覚えてません←
はい。僕の完敗です。#? https://t.co/9sG4CVWWJW
本田を支えつつ上水口を好きな人で居てください
2020年1月9日、ハープスターが新年1発目の下北FMに出演している真裏で、渋谷で行われた芸人さんのトークライブに上水口姉妹がゲスト出演した。
僕は普段使っているTwitterの鍵垢の鍵を外して芸人さんにリプをして、チケットの取り置きをした。
「今年のハープスター初めは、リーダーに挨拶するところからだよな…」なんて思ったりして。
この話は表に出すつもりはなかったけど、今日も「ひまりのこと支えてあげてね」と言われたのでね…。
— T氏 (@s10kt) 2020年3月8日
なんていうか、ステージ上でのパフォーマンスもそうだけど、こういう所で気にかけてくれる優しさも含めて、上水口さんのことを信頼している自分がいるんだな…と改めて思いました。
この時「今年は“リーダー”としての上水口さんの力になれたらな…」なんて思いました。
活動休止、卒業へ
1月末、上水口さんの活動休止が発表された。
その際の上水口さんのコメントを見て「あ、これは戻ってこないんだろうな…」と。「覚悟を決めたんだろうな…」と。
そして、2月15日。卒業が発表された。
わかってはいた。
わかってはいたけど、やっぱり「寂しいな…」って感情が心の大半を占めた。
ちゃんと推すこともできなかったし、ガチ恋にもなりそこねた。
初期から応援できたわけではない。
それこそX21時代のことは何も知らない。
そんな僕でさえも、こんな感情になったのは、上水口萌乃香がそれほど大きな存在であり、そこに甘えていた自分がいたんだな…と。
上水口萌乃香「なんだかんだ好きだよね」 pic.twitter.com/jUyoSihmkV
— T氏 (@s10kt) 2020年3月10日
これが上水口さんと最後に交わした言葉だ。
“推す”ということ
オタクをしていて「会えるときに会いに行かないと」という意味の言葉をよく目に、耳にしてきた。
この言葉に異論はないし、反論するつもりもない。
ただ、それを実際に言葉にすること、表に出すことはどうしても、嫌だな…と。
僕はこれを“暗黙の了解”という形にしておきたい。
お互いが「いつ会えなくなるかわからない」とわかっていながら、今、この瞬間を大切にしたい。
後悔しないように行動していても、きっと振り返ったときに「他の選択をしていれば…」って考えることはあるはずだ。
それは例え今が良い状態だとしても、だ。
「あの時、あの選択をしていれば…」なんて思うこともあるかもしれない。
でも、“あの時”に“あの選択”をする自分を作り上げたのはそれまでの自分なのだ。
「あの選択をする自分」を作り上げたのはそれまでの自分の人生だ。
だから、過去のことを考えていつまでも引きずっていても仕方ない。
もちろん、引きずる感情自体はわかるし、僕もどちらかといえば引きずるタイプだ。
ただ「こうなったことはどうしようもないんだから、やるしかない」ってのが最近の結論で。
だからこそ、僕は上水口萌乃香が大切にしてきたハープスターを、これからもちゃんと見守り、応援していきたい。
最後に
長文になり、言いたいことが上手く纏められた自信もない。
ただ、それほど頭の中も、心の中もぐちゃぐちゃになるほど上水口萌乃香が大好きだったということだ。
上水口さん。卒業おめでとうございます。
これからあなたが進む世界が優しさで溢れますように…。